海外モータースポーツニュース

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１９９９年１２月

[F1]フェラーリ、エンジニアを大幅に入れ換え(1999.12.28)
フェラーリ・チームのミハエル・シューマッハは、これまで４年間担当してきた自身のエンジニア、イグナツィオ・ルネッタ氏がチームのチーフ・エンジニアに昇格するのにともない、今季エディ・アーバインの担当だったルカ・バルディセッリ氏を新しいエンジニアとした。
バルディセッリ氏はアーバインの移籍に伴い、ジャガー・チームに誘われていたが残留を決めた。なお、新加入のルーベンス・バリチェッロには、カルロ・カントーニ氏が就く。
[WRC]シトロエン、２００１年からのＷＲＣ参戦が決定(1999.12.25)
シトロエンは、クサラＷＲカーによるＷＲＣ参戦を決定、２００１年シーズンからフルエントリーすることでＦＩＡの了承を取り付けた。
シトロエンはＦ２カーで今季コルシカとカタロニアの２イベントに勝利する活躍を見せている。
[F1]ＢＡＲ、ダレン・マニングをテストドライバーとして契約(1999.12.23)
ＢＡＲ・チームは２２日(水)、ダレン・マニング(２４歳：イギリス)とテストドライバー契約を結んだことを発表した。
マニングは、今季全日本Ｆ３選手権のシリーズ・チャンピオンであり、今年のマカオＧＰ、韓国ＧＰを完全制覇して賞金１０万ドルを手にしていたが、さらに大きなご褒美を手にした形となった。
[WRC]マイケル・ゲスト、来季はヒュンダイで参戦(1999.12.22)
今季スバル・インプレッサＷＲＸでグループＮクラスに参戦していたオーストラリアのマイケル・ゲストが、来季はヒュンダイと契約し、グループＡクラスにエントリーすることが明らかとなった。
ただし、ヒュンダイ・チームのワークス・ドライバーは、すでにケネス・エリクソンとアリスター・マクレーに決まっている。
[F1]フェラーリ、最新の航空機産業の技術を導入(1999.12.22)
フェラーリ・チームは２０日(月)、イタリアの航空機メーカー『フィンメカニカ』社と提携。今後同社が開発する航空機の最先端技術の供与を受けることになった。
それによれば、フィンメカニカ社は毎年１０億ドル規模の予算を投じてフェラーリのＦ１カー、並びにロードカーのために開発を行なう。これには同社の戦闘機ユーロファイターのための素材等が含まれる見込みだ。
フェラーリのルカ・モンテツェモロ社長は「ドイツ、フランス、イギリス、そして日本。こういったライバルに対抗するために我々はこのパートナーシップを選択した」と自信を見せた。
[CART]ＣＡＲＴ、２００１年にはイギリスでの開催も企画(1999.12.21)
ロンドン近郊のロッキンガムにこのほど建設された１．５マイルのオーバル/ロードコースで、２００１年を目標にＣＡＲＴ戦を開催しようという動きがある。
このサーキットはＣＡＲＴチームのオーナーでもあるジェリー・フォーサイス氏が共同オーナーとなっており、すでにＣＡＲＴ会長アンドリュー・クレイグ氏の内諾も得ているということだ。これが実現すればヨーロッパでは初めての開催ということになる。
[F1]ミハエル・シューマッハ、サンタクロースに変身(1999.12.20)
この週末マラネロでフェラーリ・チームのクリスマスパーティが行われた。
これには今季フェラーリを操ったすべてのドライバー(ミハエル・シューマッハ、ルカ・バドエル、ミカ・サロ：エディ・アーバインは欠席)が集結、サンタクロースに変身したシューマッハが子供たちにプレゼントを配って喜ばれていた。
なお、アーバインだが、インフルエンザを患っているとのことで、欠席したようだ。
[CART]黒澤琢弥、ＣＡＲＴに参戦決定(1999.12.18)
部で噂に上がっていた黒澤琢弥の２０００年チャンプカー(ＣＡＲＴ)シリーズ参戦が決まった。
黒澤を走らせるのは、今シーズン、Ｆニッポン、ＧＴ選手権、そして、マカオ＆韓国Ｆ３で大活躍をしたＤ．マニングのチームスポンサーとなっていたインターネットプロバイダー事業などを展開するＭＴＣＩ(代表：早川優、本社：港区虎ノ門)。モータースポーツ活動部門『ＭＴＣＩＲＡＣＩＮＧＴＥＡＭ』を発足させ参戦することになるようだ。１２月２１日に、米チーム側との正式調印を行い、翌日に正式に記者発表を行う予定になっている。
これで、すでに発表をしている中野信治に加え、来季チャンプカーシリーズには、少なくとも２人の日本人ドライバーが走ることになる。
[Circuit]ホッケンハイム・サーキット、大幅な改修を実施(1999.12.18)
ドイツＧＰの開催地であるホッケンハイム・サーキットでは、現在２本のストレートで構成されている部分を２．５ｋｍのコースに改修し、合わせて観客の容量を現在の75,000人から100,000人にまで拡大する改革案を発表した。
ホッケンハイム市の市長であり、同サーキットのオーナーでもあるグスタフ・シュランク氏は「改修には約２７億円が掛かる見込みだが、これによりさらに見応えのあねサーキットに生まれ変わる筈だ」と語っている。
[F1]ＪＪ．レート、ウィリアムズＢＭＷをテストか(1999.12.17)
アレッサンドロ・ザナルディの離脱が噂されているウィリアムズ・チームでは、ＢＭＷテストドライバーのヨルグ・ミュラーを始め、新人のダレン・マニングなどが相次いでテストを行なっているが、今度はベテランのＪＪ．レートにも声がかかったようだ。
レートは１９８９年から１９９４年にかけてオニックスやダラーラ、ザウバー、ベネトンなどからＦ１に参戦していた。最高位は３位。
[F1]アロウズ、デ・ラ・ロサの残留を発表(1999.12.17)
これまで来季のドライバー・ラインナップが決まっていなかったアロウズ・チームでは、１６日(木)、合同テストが行われているスペインのカタロニア・サーキットでペドロ・デ・ラ・ロサの残留を発表した。
これまで確実視されていながらも、同選手の残留がチームから発表されたのは初めてのこと。同時にスペインの大手石油会社『レプソル』のスポンサー契約継続も合わせて発表された。(同社は正式には『レプソルＹＰＦ』となった。YPF：Yacimientos Petroliferos Fiscales)
[GB-F3]日本人選手、参戦決定(1999.12.16)
英Ａｕｔｏｓｐｏｒｔによると、元全日本Ｆ３ドライバーで、今年後半英Ｆ３ナショナルクラスに参戦した佐藤琢磨選手が、来年のチャンピオンクラスにカーリン・モータースポーツ(今季Ｎ．カーシケヤンが所属)から参戦することが決定した。
マカオで大活躍した松田次生も、今年のチャンピオン・チームである、マナー・モータースポーツと交渉中とのことで、来年は、少なくとも２人のドライバーが参戦する見通しとなった。
[F1]ミシュランタイヤ、２００１年からの復帰を発表(1999.12.16)
１６日(木)、フランスのタイヤメーカーミシュラン社はかねて噂の通り、２００１年シーズンよりＦ１に復帰することを発表した。
それによれば、Ｆ１での供給チームはＢＭＷウィリアムズとトヨタの２チームとのこと。
同社の、エドワール・ミシュラン／ミシュラン・グループ代表は「このＦ１戦線復帰の決定は、わが社のワールドワイドな企業戦略の一環である。こうしたモーターレーシングでの活動はわが社のテクノロジー面でのリーダーシップでもある。これにより、ヨーロッパでの地位をさらに補強すると共に、アジアや南アメリカ、さらには北アメリカにおいても、わが社の投資が実を結ぶことになると確信している」と語った。
[CART]モレノ、晴れてレギュラー・ドライバーに(1999.12.16)
これまで誰かの代役として起用され、常にプロフェッショナルな実績を残してきたろベルと・モレノが、来季はパトリック・レーシングからフル参戦することが明らかとなった。
チーム・オーナーのパット・パトリック氏は「ロベルトは間違いなく才能ある優れたドライバーだ。彼の経験をわれわれのチームに活かし、来シーズンはさらなる活躍をしていきたいと期待している」と語った。
またモレノも「パトリックでフルシーズン戦うことは、これまでの自分のキャリヤの中でもベストなものだと思う。テクニカルアドバイザーのビステオンのサポートを受け、２０００年シーズンは全力で戦いたい」と抱負を語った。
[F1]ジョーダン、新スポンサー獲得(1999.12.15)
ジョーダン・チームは１４日(火)、「ドイツ・ポスト」社が新たなスポンサーとして同チームと契約したことを発表した。
ドイツ・ポスト社はヨーロッパ最大手の郵便＆輸送会社で、契約は３年間。エディ・ジョーダン代表は「この契約は１９９６年にベンソン＆ヘッジ社がスポンサーについて以来のビッグ・ニュースになる。これにより、わがチームが来季世界タイトルを狙うのに大きなバックアップになるだろう」と話した。
[F1]ジャッキー・スチュワート氏、チームトップ継続へ(1999.12.14)
これまでスチュワート・チームの代表だったジャッキー・スチュワート氏が、フォードの買収によりジャガー・チームとなる来季も引き続いてチームのマネージメントにあたることが明らかとなった。
[F1]トヨタ、２００１年にもＦ１参戦へ(1999.12.13)
１３日(月)、トヨタ自動車はこれまで２００３年としていたＦ１への参戦予定を、早ければ２００１年、遅くとも２００２年には参戦する意向であることを表明した。
これは同社の斉藤明彦専務が明らかにしたもので、ドイツの現地法人を舞台に、シャシーも含めたフル体制で参戦する。同時にルマン２４時間レースからの撤退も正式に表明。日産自動車やメルセデス、ＢＭＷ、ポルシェらに続いて参戦しないこととなった。
[F1]ミシュランタイヤ、２００１年から復帰か(1999.12.12)
イタリアの「ガセッタ」紙は、かねてからＦ１復帰の噂が出ていたミシュランタイヤが、２００１年シーズンから復帰する見通しであると報じた。
それによれば、ウィリアムズとプロストの２チームに供給するとのことだが、まだ確定はしていない。一時、フェラーリとも交渉しているといわれたいたが、こちらはまとまらなかったとしている。
ミシュランは、７０年代から８０年代にかけて通算５９勝を上げているが、１９８４年にＦ１から撤退している。
[F1]ミナルディ、来季自社バッジエンジン搭載の可能性(1999.12.11)
ミナルディ・チームでは、未だに来季搭載のエンジンが確定していないが、場合によっては自社バッジをつける可能性が出てきた。
すでにスーパーテック・エンジンの供給を断られ、バーニー・エクレストン氏が画策したフォードの９９年使用エンジン搭載も、フォード側が「フォード名」の使用に難色を示しており、交渉が捗っていない。そのため、自社バッジをつける方向で交渉が進展する可能性が出てきた。
これは、フェラーリ・エンジンを搭載するザウバー・ペトロナスと同様の形態だが、そのためにはかなりの資金が必要となると思われる。
また、一時は完全買収を噂されたスペインの通信会社テレフォニカも、現段階ではまだスポンサーとしての関与に留まる見込みのようだ。
[F1]トヨタ、Ｆ１エントリーに最終体制整う(1999.12.10)
９日(木)報じられたところによれば、２００１年シーズンからＦ１に参戦するとされているトヨタ自動車は、すでに新規加入チームに義務づけられている新規参戦供託金をＦＩＡに支払ったということだ。
約４７億円ともみられるこの供託金は、実際にＦ１に参戦すれば分割で全てトヨタに返済されるが、もし２年以内に参戦しなかった場合、約１２億円以上の罰金が課せられることになっている。
これにより、トヨタが１２番目のチームとして正式に認められたことになり、逆にマーチやロータスなど参戦の動きを見せていたチームにとっては最後通告になりそうだ。
[F1]ホンダ、カナダＧＰの公式スポンサーに(1999.12.9)
８日(水)、Ｆ１カナダＧＰのオーガナイザーとホンダとの間で３年間のスポンサー契約が結ばれたことが明らかとなった。
これにより、ホンダはカナダＧＰでの公式車両提供、その他のハード＆ソフト面で大会にサプライを行なう。
なお、この契約が冠スポンサーとしてのものかどうかは不明。
[F1]ブリヂストン、新設計のウェットタイヤを投入(1999.12.9)
現在Ｆ１のタイヤを一手に供給しているブリヂストンでは、来季全く新設計のウェットタイヤを投入することを明らかにした。
これは最新鋭のスーパーコンピューターのハイドロシミュレーションによって開発されたトレッドパターンを持ち、これまでのものよりも効率良く排水することが可能となっているという。
来年１月には実際のサーキットでテストを重ね、３月の開幕戦から実戦投入されることになっている。
[F1]ＢＡＲホンダ、シルバーストンで初テスト(1999.12.7)
ＢＡＲホンダが７日(火)、初めてのテストをイギリスのシルバーストン・サーキット(南コース)で行なった。
あいにく、前日の雨が残るウェットコンディションだったが、エース・ドライバーのジャック・ビルニューブがステアリングを握ったホンダ・エンジン(ＲＡ００ＥＶ１０)搭載の改良型ＢＡＲは、お昼の休憩を挟んでトータル３５ラップを走行した。
心配されたマシントラブルもなく、全くのトラブルフリーでシェイクダウンテストを終えた。

[F1]１９９９年の AUTOSPORT誌アワードが決定(1999.12.6)
英ＡＵＴＯＳＰＯＲＴ誌選定の１９９９年アワードが発表された。それによれば、注目の国際部門では今季Ｆ１世界チャンピオンとなったミカ・ハッキネン、また英国部門では最後までハッキネンとタイトルを争ったエディ・アーバインが選定されている。
各部門の受賞者は以下の通り。

・国際レーシング・ドライバー	ミカ・ハッキネン
・国際ラリー・ドライバー	リチャード・バーンズ
・国内レーシング・ドライバー	ローレン・アイエロ
・国内ラリー・ドライバー	タピオ・ラウカネン
・英国クラブ・ドライバー	アンディ・プリオールクス
・英国コンペティション・ドライバー	エディ・アーバイン
・ジョン・ボルスター賞(技術者)	ダン・パノス
・ジョン・ボルスター賞	ジャッキー・スチュワート
・クレガー・グランド賞	シド・ワトキンス博士
・レーシングカー	マクレーレンＭＰ４/１４
・ラリーカー	トヨタ・カローラＷＲカー
・ヤング・ドライバー	ゲイリー・パフェット(フォーミュラ・ボクゾール・チャンピオン)

[F1]フェルスタッペン、今月のテストに参加を表明(1999.12.6)
現在Ｆ１浪人中のヨス・ベルスタッペンが、今月中にＦ１テストに参加する見通しであることが明らかとなった。
これは、自身のファンクラブへの通信の中でベルスタッペンが伝えたもので、「嵐の前の静けさ」と名付けた通信で「チーム側の意向で、現段階ではどこか明らかにすることはできないけれども、今月中にスペインでの合同テストに参加する」としている。
スペインでは今月、バルセロナ及びヘレスで合同テストが予定されている。噂では、ホンダとの結びつきからＢＡＲではないかといわれている。
[F1]ザウバーのＲ＆Ｄチーフが離脱(1999.12.6)
ここ数か月で大幅な人事面での補強を行なったザウバー・チームだが、逆にＲ＆Ｄのチーフを務めていたアンディ・ティレイ氏がチームを離脱することになった。
同氏は「別に不満がある訳ではない。この２年間の仕事については自分自身満足している」とだけ語った。同氏には、すでに複数のチームからオファーがあると言われているが、まだその去就については明らかでない。
[F1]ブラジルＧＰ、２００４年シーズンまで契約延長(1999.12.6)
サンパウロで行なわれているブラジルＧＰが、来季から２００４年までの５年間、契約が延長されることとなった。
ただし、この契約にはパドックエリアの拡大など付帯工事を行なうことが条件になっており、これらの工事に総額２億円以上の費用が必要になると見られている。
[WRC]カルロス・サインツ、フォードＷＲカーを初テスト(1999.12.4)
来季フォード・チームに移籍することが決まっているカルロス・サインツが、３日(金)、スペインのフォード・マルティニ・ワールド・ラリー・チームを訪れ、念願の初テストを行なった。
パートナーのルイス・モヤと共にフォード・ワークスを訪れたサインツは、チームのマルコム・ウィルソン監督から注意深く説明を受けた後、早速フォード・フォーカスＷＲカーをドライブした。
マシンを降りたサインツは、「まだ数時間乗っただけだが、フォーカスの大きなポテンシャルを感じた。これからじっくり時間をかけて細かい点を詰めていきたい」と語った。
[CART]マクドナルドレーシング、来季スウィフト・シャシーにスイッチ(1999.12.4)
１９９８年のルーキオブザイヤー、トニー・カナーン擁するマクドナルド・チャンピオンシップ・レーシングは、来季使用するシャシーをこれまでのレイナードからスウィフトにスイッチすることを決めた。
スウィフトからはワークス・サポート体制であるとされている。なお、エンジンはホンダのままとなる。
[CART]パックウェスト、２０００年レイナードの初テストに成功(1999.12.4)
ＣＡＲＴのパックウェスト・チームは、いち早く受けとった２０００年仕様のレイナード・シャシーに、メルセデス・エンジンを搭載しての初のテストを行ない、無事成功した。
テストはインディアナポリス近くにプットナム・パークで２日行なわれ、インディ・ライツからステップアップしたルーキーのトニー・レンナがドライブした。
[Motorsports]ホンダ＆トヨタ、モータースポーツ普及に協力体制(1999.12.4)
奇しくも来季、およびその後にＦ１に本格参戦することを明らかにしているホンダとトヨタ両社が、国内モータースポーツの振興を図るために協力して事業を展開していくことを明らかにした。
この提携により、青少年を対象にしたレーサー入門教室を共同で開催したり、協力してトップレーサーの育成を支援することになる。
さらに、それぞれのモータースポーツの裾野を広げるために開催しているホンダの「シビック・レース」と、トヨタの「ネッツカップ」への参加車種の規格を統一し、それぞれのレースに両社のどちらの車両でも出場できるようにすることなども検討されているとのことだ。
[F1]ウィリアムズ、ドライバー問題についてコメント発表(1999.12.4)
ラルフ・シューマッハの手によりＢＭＷエンジンのテストが開始されたウィリアムズ・チームだが、注目されるザナルディの去就について、３日(金)、チームから異例のステートメントが発表された。
それによれば、チームは渦中の問題となっている２０００年のドライバー・ラインナップについて、まだ何の結論にも達していない。今後、この件について新たな展開があった場合には、全てチームからのリリースによって発表されるとされたいた。
[F1]ＢＡＲ、リリースでクレイグ・ポロック氏の残留を発表(1999.12.4)
ＢＡＲチームは３日(金)、リリースを発表した。
それによれば、渦中のクレイグ・ポロック氏は技術面でのエイドリアン・レイナード氏と共にマネージメント面で今後も一緒に仕事を続けていくとしている。しかし、これまでの『チーフ・エクゼクティブ(最高責任者)』となっていた肩書については触れられていなかった。
[CART]中野信治、ウォーカーレーシングから参戦へ(1999.12.3)
２日、ウォーカーレーシングは、今年ジョーダン・チームのテストドライバーを務めていた中野信治を来季のドライバーとして向かえることになったことを発表した。
テスト走行は１２月中旬にも始められ、当初は中野がオーバルレースを戦うことが出来るようになるためのトレーニングになる模様だ。
[CART]ＰＰＧ、スポンサー活動を終了(1999.12.2)
１日、ＰＰＧは約４半世紀続いた同社のモータースポーツへのスポンサー活動を全面的に終了することを発表した。
同社は１９７５年からインディ５００のスポンサー活動を開始し、１９８０年には新しいＣＡＲＴシリーズのメインスポンサーとなっていた。
[IF3000]ステファン・サラザン、マクラーレン・ジュニア・チームへ(1999.12.3)
今季、プロスト・チームのテストドライバーとして、またゴロワーズ・ジュニア・チームのドライバーとしてＦＩＡ国際Ｆ３０００選手権に参戦し、シリーズ４位となったステファン・サラザンが、来季は同選手権に参戦中のウェスト・コンペティションから参戦することが決まった。
このチームは、事実上マクラーレン・チームの２軍として理解されているが、今季はニック・ハイドフェルドがシリーズチャンピオンに輝いている。
[F1]ＢＡＲ、ダレン・マニングをテスト(1999.12.3)
ＢＡＲチームは、先のマカオＧＰ及び韓国ＧＰを完璧に制したダレン・マニングに対してテストドライブのチャンスを与える模様だ。
マニングは、これがＦ１への足掛かりになることを期待しており、来季の同チームのテストドライバーの座を狙っているようだ。しかし、ＢＡＲ側ではまだ何も具体的になっていないとしている。
[F1]ザウバー・チーム、さらに体制強化(1999.12.3)
今シーズン終了後、大幅に人事面で体制を強化したザウバー・チームだが、さらにまた新たなリクルートを行なった。
今回、テスト・チームの責任者としてジャッキー・エッケラート氏をチームに向かえた。同氏はこれまでプロスト・チームに在籍していた。
[F1]珠海サーキット、Ｆ１開催へ向け再び前進(1999.12.2)
中国で初のＦ１開催を狙う珠海サーキットでは、来年４月に予定されているＦＩＡの視察に向けて準備が順調に進んでいることを示した。
同サーキットのヨー・リン主査は、この６週間で工事は大幅に進捗し、予定の５０％は完了していると語った。
同氏は２００１年の開催を希望しているが、コーナー部分の排水など難問も残っていると指摘されている。
[F1]アレッサンドロ・ザナルディ、再びウィリアムズ離脱の噂(1999.12.1)
アレッサンドロ・ザナルディのウィリアムズ・チーム離脱の噂がここに来て再び持ち上がっている。
ただし、以前とは状況が異なり、ほとんどのドライバーの行き先は決まっている。後任として可能性があるとすれば、高額の違約金を支払った上でＢＡＲからジャック・ビルニューブの移籍か、失業中のヨス・フェルスタッペン辺りになる。
チーム側ではこの件について一切のコメントを発表していない。

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